
10月6日より、東京墨田校を新たに開校する、GIFTゴールキーパースクール代表の広瀬です!

私たちは、2020年10月より埼玉県を中心に活動している、小中学生を対象としたゴールキーパー専門スクールです。
現在は埼玉県内に4校舎を構え、毎週GK指導を行っています。
2026年9月現在、在籍選手は110名。

開校から6年間で、延べ300名以上のゴールキーパーが通ってくれた、東日本最大級のGKスクールへと成長しました。
そして、今年10月。
新たに東京都墨田区の地で、「GIFT 東京ゴールキーパースクール 墨田校」を開校します。
埼玉から東京へ。
新たな地で、GIFTゴールキーパースクールのチャレンジが始まります。
なぜ、東京でもGKスクールを開校しようと思ったのか。
その理由をお話しする前に、少しだけ、私・広瀬自身の話をさせてください。
環境を求め続けた、選手時代
そもそも私がこのスクールを立ち上げたきっかけは、現役時代、一度もGKコーチから専門的な指導を受けることなく、選手生活を終えたことでした。

「高校サッカー選手権のスタジアムでプレーしたい」
「ゴールキーパーとして、チームの絶対的な存在になりたい」
そんな目標を持ちながら、サッカーに打ち込んできました。
でも現実は、とてもじゃないですが、そこに届くような実力はありませんでした。
所属チームにはGKコーチがおらず、ゴールキーパーの練習は基本的に独学。

それでも上手くなりたかったので、自分なりに必死に「学べる環境」を探しました。
今と違って、当時はGKスクールもほとんどなく、
YouTubeを開いても、今のようなGKのハウツー動画はほとんどありません。
海外のゴールキーパーのトレーニング動画を見つけては、見よう見まねで自分たちの練習に取り入れてみる。
地元・浦和レッズの練習場まで1時間ほど自転車を漕ぎ、ゴール裏から西川周作選手のトレーニングを見学しに行ったこともありました。
「GKコーチは、どんな声をかけているんだろう?」
「どんなトレーニングをしているんだろう?」

そんなことを必死に観察して、部活に持ち帰って、自分たちの練習に取り入れていました。
でも、当然見ているだけでは分からないことだらけ。
「この練習には、どんな意図があるんだろう?」
「試合のどんな場面を想定しているんだろう?」
「そもそも、自分のやり方は合っているんだろうか?」
分からないまま、それでも上手くなりたくて練習を続けていました。
当然、思うように実力は伸びませんでした。
高校3年生ではキャプテンを任されながらも、半年間、後輩にスタメンを奪われ、ベンチに座っていました。
当時はきっと、チームメイトの多くも、
「広瀬より、後輩のGKが出た方がいいよね」そう思っていたと思います。
あれだけ「絶対的なゴールキーパーになりたい」と思っていたのに、
最後までチームの中で絶対的な存在になることはできないまま、私の選手生活は終わりました。
今振り返っても、もっと早く、GKを専門的に教えてもらえる環境に出会えていたら。
そう思うことがあります。
だからこそ、自分と同じように、環境に恵まれずに苦しむゴールキーパーを減らしたい。
それが、私がGKスクールを始めた原点です。

私自身の選手時代については、YouTubeでも詳しくお話ししています。
ぜひ、こちらもご覧ください。
自分が欲しかった環境を、今度は自分がつくる
選手を引退した翌年、20歳のとき。
「自分と同じような思いをするゴールキーパーを減らしたい」

そんな想いから、埼玉県でGKスクールを立ち上げました。
自分が選手だった頃に欲しかった、
分からないことを聞けるGKコーチがいること。
自分のプレーを見てもらい、課題を教えてもらえること。
同じゴールキーパーというポジションで頑張る仲間と一緒に、専門的なトレーニングができること。
そんな環境を、自分の手でつくろうと思いました。

そして、スクールを始めて6年。
これまで300名を超えるゴールキーパーと向き合ってきました。
その中で、私自身が選手時代に感じていた、
「上手くなりたい。でも、教わる環境がない」
という悩みを抱えている選手が、想像以上に多いことを知りました。

チームにGKコーチがいない。
何を練習すればいいのか分からない。
試合でミスをしても、何が原因だったのか分からない。
それでもゴールキーパーが好きで、もっと上手くなりたくて、GIFTの門を叩いてくれる。
そんな選手たちと、これまでたくさん出会ってきました。

環境との出会いで、ゴールキーパーは変わる
最初はボールが怖くて、シュートが飛んでくるたびに目をつぶってしまう。
ゴロのシュートが来ても、どうやって身体を倒せばいいのか分からない。

「前に出ろ!」
「もっと声を出せ!」
と言われるけれど、なぜそうするのか、どうすればできるのかが分からない。

そんな状態でGIFTに来てくれる選手も少なくありません。
でも、専門的なGKトレーニングを受け、同じポジションで頑張る仲間と一緒に練習を重ねていくことで、少しずつ選手たちが変わっていく。
できなかったプレーができるようになる。
シュートを止められるようになる。
仲間から「ナイスキー!」と声をかけてもらえる。

そして、
「キーパーって楽しい」そう思えるようになっていく。

中には、基礎からトレーニングを積み重ね、埼玉県トレセンに選出された選手や、Jリーグ下部組織・関東リーグ所属クラブから声をかけていただいた選手もいます。
でも、私が何より嬉しかったのは、そういった実績だけではありません。
保護者の方からいただいた、
「うちの子がキーパーを好きになりました」
「自信を持ってプレーできるようになりました」
そんな言葉でした。
6年間、たくさんの選手たちと関わってきたからこそ、今は強く思います。
環境との出会いで、子どもたちは変わる。
だったら、この環境を埼玉だけで終わらせたくない。
そう思うようになりました。
埼玉だけで終わらせたくない
活動を続けていく中で、埼玉県外からスクールへ通ってくださる選手も増えていきました。
「東京にも開校してほしい」
そんな声をいただくことも増えていきました。
一方で、東京にも今なお、所属チームにGKコーチがおらず、専門的なGK指導を受ける機会がないまま、一人で悩んでいる選手たちがいます。

それは、かつての私自身と同じです。
住んでいる地域や、所属しているチームによって、GKを学べるかどうかが決まってしまう。
その現実を、少しでも変えていきたい。
環境がないなら、私たちが届けに行こう。
GIFTを必要としているゴールキーパーがいるのであれば、埼玉で待っているだけではなく、私たちから選手たちのいる街へ行こう。
そうして決めた、新たな一歩が東京進出です。
2026年10月6日。
その最初の場所として、東京都墨田区に「GIFT 東京ゴールキーパースクール 墨田校」を開校します。
東京のゴールキーパーたちへ



